痔の予防法
痔は予防することができます。
生まれつき肛門が狭い・便秘や下痢になりやすいなど痔になりやすい体質というものもあります。
体質は遺伝によるものもあるので、近親者に痔を患った方がいる場合は痔にならないように注意した方がよいかもしれません。
痔になりやすい環境もあります。
長時間同じ姿勢、座りっぱなしでいる職業についている方は肛門がうっ血しやすく、痔になりやすいと言えます。
また妊娠、出産をきっかけに痔になってしまう方も多いですね。
ストレスがたまっている・体が疲れているときも痔になりやすい状況にあります。
上記に当てはまる方は痔になるリスクを背負っていることを意識して、生活の中で痔の予防に心がけるようにしましょう。
また一度痔になったことのあるかたは再発しないように気をつけましょう。
痔にならないために注意すること
- トイレに長居しない。3分程度にとどめる。
- 排便時は無理にいきまない。
- トイレに行きたくなったら我慢しない。
- 便秘や下痢にならないように気をつける。
- 体を冷やさないように、ひざ掛けなどを使うように気をつける。
- 同じ姿勢、座りっぱなしにならないようにする。
- 長時間同じ体勢のときは肛門をキュッキュッとしめるような運動をする。
- ストレスをためない。
- 体に疲れをためない。
- お風呂につかる。シャワーのみで済まさない。
これらのことを注意するだけで痔へのリスクはずいぶん軽減されます。
それでも痔になってしまったときは軽症のうちに治す、様子がおかしいなら専門医に相談するようにしましょう。